まだラズキュー引きずってます、どうも。
恋チョコの皐月ルート終わったので感想書きます。ネタバレありです。
まずはじめに、なぜいきなり皐月ルートからなのかという説明からしますね。実は千里ルートと伊更ルートは既にクリア済みです。5か月くらい前に……。よくある積みゲー崩しです。ただ今作に関してはつまらなかったからではなく、クリア後Summer Pocketsをプレイし、素晴らしき日々~不連続存在~をプレイし……となし崩し的に積んでしまったのです。
面白かった。選挙にとって大切な演説シーンについては少し物足りなかったが、プレイ時は全然気にならなかった。選挙戦での表面化での戦いのほかに、今回は選挙相手とのルートなので裏での取引とかも描かれており読み応えもあった。
一見堅そうなイメージの皐月だが、話が進むことに見えてくる可愛らしい一面は読んでて楽しかった。合宿中に女子寮で秘密裏に皐月と会うところなんかはやってて悶えた。こういう裏でコソコソ会うようなのは個人的に良かった。それがいいことなのかとか、果たして皐月がそれを許すようなキャラなのかとも思ったけど、決まりを破ってでも主人公に会いたいという皐月の気持ちの裏返しだと思うと萌える。
シナリオも読み応えがあった。新聞とかテレビなどのメディアとか電車が走っていたりとか、学園の規模の広さには少々突っ込みどころもあるけど、その変わった世界観を上手く生かしたストーリーだったと思う。普通生徒会選挙なんてあっという間に終わるけど、この学園では違う。僕はあまり現実での選挙はわからないから、今作のは分かりやすく面白かった。選挙に詳しい人にとっては首を傾げるようなところもあるのかもだけど、僕みたいなバカにとっては新聞とか、マスコミとか、裏取引とか票とかの選挙っぽいワードには引っかかるのです。
部下たちの責任をとって、選挙戦を辞職した皐月がそのままショッケンに入部したのも個人的に好きな展開。ショッケンを廃部にしようとした人がショッケンに入るのかよと思う人もいるかもだけどそれは頭堅すぎ。ハッピーエンドって多少無茶なシナリオ展開あるよね?
そして千里との絡み。これがネックで低評価っぽいけど、個人的には全然気にならない。むしろ幼馴染である千里とどう付き合っていくかが今作のコンセプトの一つなんじゃないの? 千里ルートを強制で最初にプレイさせたのもそういう意図があったと思う。幼馴染と恋人。たしかに千里についてほとんど言及がなかったのは少し気になるが。
むしろ、千里よりも姉との関係についてのほうが心には響かなかった。義母だと思っていたのが本当は実母だった。ふーーんって感じ。
ぼくの一人戦争がなかなか上手く馴染まなくててこずっておりますが、それでは。
P.S それより先生が……。あんなに魅力的なキャラなのに。先生ルート合ってもよかったと思うのは俺だけ?