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2次元感想ブログ

9割エロゲについて思ったことを書く薄っぺらい感想ブログです。

賭博師は祈らない2 感想

 

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 賭博師は祈らない2を読み終わったので感想を書きますか。このライトノベルはネタバレごときで面白さを失うようなものではないと思うが、ネタバレが気になる人はスルー推奨で。

 

 

 相変わらず面白かった。面白かった。そこは保証します。1巻が楽しめた人は問題なく今巻も楽しめると思う。

 

 まずカラーの見開きのリーラがエロ可愛い。リーラって意外と胸あるんだなーとか、一体どんなストーリー展開でこんなシーンになるんだ? とか、褐色ヒロイン可愛いとか、褐色美乳最高とか。

 リーラの下の毛事情がとっても気になる。

 

 今巻では新たにヒロインが追加された。不愉快なヒロインではないが、僕はラザルスとリーラの2人きりの旅が見たかったので少し残念。まあ、今後どのように二人と絡んでくるのか楽しみでもあるけど。

 

 今回主人公は2人かな。ラザルスとリーラ。そもそもこのライトノベルは、ラザルスの1人称視点ではなく、群像劇なのでラザルスが主人公というわけではないが、1巻の時点では何となくラザルスが主人公のように描かれていた。で、今巻も主にラザルス主体で進められていくのだが、そっとリーラも支えるように絡んでくる。これはラザルスが不器用故にこうなるのかもしれないが。2人で今巻の問題に立ち向かっていく。

 僕は、ラザルスとリーラのぎくしゃくした関係が好きだし、このぎくしゃくした関係がいつか改善されるところに魅力があると思っているのだが、まさか今巻でもうその解決の糸口(もはや問題解決といっても過言ではない)を掴むとは。少し展開が早いような気がしないでもない。

 ラザルスとリーラのぎくしゃくした関係。主な原因はリーラの態度であり、それにラザルスの不器用さが絡んでめんどくさいことになっているわけだが、ラザルスはそれを何とかしようと思っているのにリーラが変わろうとしない。今まではね。今回はエディスの力を借りたりして、そんなリーラが変わろうとする巻。そういう意味では今回の主人公はリーラかも。

 そもそもリーラは自分のしたいことを口にしない。それが一番の原因なわけで。つまりそれさえ口にすれば全て解決するわけで。そういう話。

 にしても、リーラのしたいことにはびっくりしたなあ。いや、リーラの覚悟にびっくりした。「賭けをしてください。しないならわたしがします。わたしを助けて」 成長したというか、いきなりそんな要求するとはねー。

 まあでもリーラのその自虐的な態度も分かる。前半でリーラという奴隷に対する他の人の態度を何度も目にすれば、自ずと自分を責めてしまう。で、自分の価値、自分にしかできない価値、他の人にはできない唯一の価値が、リーラの身をラザルスに差し出すこと。その考えに帰着するのは至極当然のことなのかもしれない。そして、そんなリーラの行動にラザルスが怒るのもまた至極当然のことだし、そりゃラザルスからすれば裏切られたと思い悲しくもなるわな。でも、この衝突は必要なプロセスなんじゃないか。2人の関係を良好なのにするための大事な過程だったと思う。

 

 今回の賭けに関しては僕にはちょっとよく分からなかった。賭ケグルイという漫画でもそうなんだけど、コインが絡んできたり、そもそも賭博自体嗜んだことがないからよくわからない。というか追えない。だから今回では、コインの増減の理由がよく分からなかった。そういう意味では100%このライトノベルを楽しめたとは言えないのかも。いいかげん、賭博にも理解できるような頭が欲しい。配当とか、2倍とか、よくわかんねえ。

 

 思えば、賭博に対する理解が乏しい僕が果たしてこの先の展開についていけるのか、理解できるのか甚だ疑問というか不安だ。まあ、僕の場合は賭博よりも人間模様のほうを楽しんでいるのでまあいっか。……誰か僕に賭博の簡単なルールを教えてください。

 

 そういえば、今巻は結構ぎっしりだったイメージ。あとがきでも紙幅が~紙幅が~って言ってたし、ラストのページも最後の行まで書かれていたし。

 

 次巻も買いですね。それでは。