2次元感想ブログ

僕の好きなものについて色々書く薄っぺらい感想ブログです。

青い空のカミュ 感想(Kai)

 青い空のカミュ終わったので感想書きます。人それぞれ違う解釈が生まれる作品だと思いました。だから、これはあくまで僕なりの解釈なのでご了承を。ネタバレ注意です。 

 

  

  • システム面

  クリックでオートモード継続機能有り、クリックでボイス継続機能有り、ショートカットキー有り

 

  • Hシーン内訳

  燐 3回

 触手、正常位、アナル

 触手、愛撫、イマラチオ

 松葉崩し、正常位、首絞め

 

  蛍 3回

 立位、アナル、正常位

 乳揉み、パイズリ、正常位

 後背位、正常位

 

  燐・蛍

 後背位

 拘束、フェラ、嚥下

 69

 尻叩き、フェラ

 

 オオモト様

 手コキ

 座位

 

 

 面白かったです。あと、CGがえげつないです。美麗です。でもボリュームはあまりないです。

 

 序盤は怒涛のHシーンの連続でした。選択肢一つに1回はHシーンがあります。Hシーンはほぼ凌辱でした。Hシーンは全てバッドエンドなので、正しい選択肢を選び続けるとHシーンは1度も訪れません(あくまで憐と蛍)。

 凌辱としてはぼちぼち。ぶっちゃけそこまでハードではないです。汁ドバドバ出ません。ただ虚ろな目でされるがままの状態だったり、69、尻パンだったりと実用性はままあります。

 ただ、序盤の怒涛のHシーンから一変、後半はひたすら一直線でストーリーが進むので少しダレました。後半でも1,2個Hシーンを挟んで欲しかった。あと、周りに百合の花が咲きそうな濃厚な百合Hも見たかった。あの流れは一つは百合H挟む流れでしょ……、お互いの心も身体も慰めるようなさ。

 それと、これは体験版プレイ時から思っていたのですが、僕にはどうも燐と蛍の仲良しこよしが気持ち悪く映りました。僕は弱者と弱者が互いに互いを支え合おうとするのが嫌いです。1人で助かるなら2人で苦しもうとか僕には理解出来ないので、そこのところで僕とは反りが合いませんでした。本編でもそこそこ表れますが、

 私を置いて先に行って! いやだ、あなたを置いて先になんていけないよ!

これが僕には気持ち悪く映ってしまうのです。

 

 後半は、前半に少しにじみ出てた謎展開がたくさん起こるのでだんだん進めるのがだるくなったっていうのが本音ですが、読了後にもう一度読み返したくなります。あるあるですね。展開に目を向けるよりもキャラのセリフや仕草に目を向けるべきでしたね。すると色々見えてきます。

 僕は最初、蛍の方に何かがあると踏んでいたのでずっと蛍を注視していました。まさか、燐の方だとはね。僕はてっきり燐が蛍の悩みとかを解決していくものだと思ってましたが違いましたね。蛍が燐を助けたかったんですね。後半で認識に変化が生まれました。

 この作品の謎については後に触れるとして、まずはメッセージ性について。

 

 僕は、世界と己の距離感が今回のテーマかなと。そしてそれは人それぞれ違う長さだが、世界から見れば全て同じなんだと。上には上がいるし、下には下がいる。それに自分が選ばれたのはただの偶然であって、何の運命もないと。だから世界を残酷だと感じる。ここでの一番の残酷な点は世界がそれを何とも思っていないこと。

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そして、そんな世界の生き方もしっかり提示している。それは折り合いをつけること。慣れて、忘れて、折り合いをつけて生きていくしかない。

 全ては偶然から生まれる。それは当たり前のことで、でもそこに何か意味付けをしたくなるのが人間じゃないかなと。少し厨二チックになってしまうが、例えば自分にしかできないことを求めたり、そうだと信じ込もうとしたり。そうやって偶然を必然に変えようと、世界に自分という存在を刻みつけようとあがくことが、生きるということなのかもしれないと僕は思いました。

 

 この作品を読み進めていくと、だんだんと僕らの憐への見方が変わってくると思います。どこか大人びているというか、一つ上の立場にいるような。ぶっちゃけ憐って何者なんでしょう。蛍については明記されましたが憐については殆どされていないんですよね。そして、この憐の正体が分かりません。ここからは僕個人の見解をつらつらと綴っていきますので、これから考察される方の参考になれば幸いです。あと、おかしな点があれば指摘していただけると助かります。僕は自分の読解力を露ほども信じておりません。

 読み進めて感じたのは、憐は実は死んでいたのではないかってオチ。それはよだかの星とか銀河鉄道の夜の話が出てきたから感じました。そして一度そう考えると、憐の意味深な台詞に意味を帯びるような気がするのです。

 憐は会話で、傷つくことに慣れて忘れて折り合いをつけることで人は生きていると言いました。そして、自分にはそれが出来ないとも。エンディング前の電車で別離するシーン、ホームに残る憐と周りの世界を見て蛍は「なんてきれいな……完璧な世界」といいます。完璧な世界とは、傷つくことがなく幽霊もそこに行くのだといいます。つまりありていに言えば死後の世界。

 そして最後のシーン、蛍は幽霊の声に耳を澄ませようとします。幽霊の声は憐の声です、多分。

 憐が死んでいたのかどうかは定かではありませんが、確実に何かはあったと思います。エンディングで電車に憐が乗っていません。

 だとすると、最後の青空でのシーン、あそこに出てくる憐は何者なのか。最後に出てきた紙飛行機には、憐の重たい思いが乗っています。それが見せた奇跡なのかなと思います。

 でもこの仮説も穴だらけなんですよね。また他にも色々な仮説があります。もしかしたら、こうやって複数のエンドを仄めかすのがライターさんの狙いなのかもしれないですね。これは人を選ぶと思いますが、僕はこうやって考察するのは好きなので良かったです。人によっては、しっかり答えを残せって思う人もいると思うのでそういう意味でも人を選ぶ作品であったと思います。

 

 正直、全てを把握しきれていないですし、色々な考察を見たいので皆もやれ。いややってくれると僕は嬉しい。最初にも言いましたが、この作品は様々な解釈があると思うので。

 

 

 僕は馬鹿なので早く考察が出回って欲しいなーって思います。それでは。