はやく続きが読みたくなりました(2回目)
システム面
オートモード継続機能有り
ボイスカット有無
ショートカットキー有り
淫語モザイク無し
ウィンドウ透過率変更可能
BGV有り
Hシーン内訳
琴子
正常位(破瓜) (制服・主人公部屋)
首絞め対面騎乗位 (全裸・主人公部屋)
側位 (着物)
対面座位、パイズリフェラ、背面立位 (着物、全裸・主人公宅)
ひな×琴子
Wフェラ、対面騎乗位(ひな)、正常位(琴子)、後背位代わる代わる (全裸)
感想
前作はクリミナルボーダーという一つの作品の中での体験版のようだと感じていましたが、本作は下地固めをしている印象を受けました。そのため具体的にこのシーンが盛り上がった! みたいな強い印象の残るシーンは無かったですが、それでもじわじわと人脈が広がり組織が大きくなっていく様や次が気になるといった後を引く展開は読んでいてとても楽しめました。
主人公はおおよそのプレイヤーと同じような陰キャオタクですが、うじうじしない決断力と正義心は見ていて気持ちがいいです。最初はプレイヤーと重なる部分が多くあるのですが、徐々に凛とした性格へと成長する姿はまるでプレイヤー自身も成長しているような錯覚に陥ったのは僕だけでしょうか? 元がかっこいい主人公が成長していく話も良いですが、プレイヤーと似た主人公がカッコイイ姿に成長する話は謎に親近感がわいていいですね。オタクが成り上がっていく下剋上ストーリーはオタクには堪らないジャンルだと思います。
少し引っかかった点は雨紋会を潰すのがストーリー全体の大きな目標になった点です。正直にヤクザ相手にそんなことができるのか疑問に思いましたし、そこまで雨紋会が悪いヤクザに思えなかったからです(勿論悪いのは悪いのですが)。琴子さんが雨紋会を潰したいと思った理由の一つに、人の死に無頓着である点が挙げられてましたが正直それに説得力は感じられませんでした。たしかにヤクザなので悪いのは悪いのですが、わざわざ主人公達が表立って対立するまでのことかなぁと思いました。まぁ、かといってお店やって金稼いで借金返すだけの話はつまらないので、雨紋会と対立する展開自体は良いのですが、そこに至るまでの説得力のある動機があるともっと良かったかなぁと思いました。
Hシーンは前作同様台詞以外は全て高水準でした。良かったです。あとはヒロイン達が淫語を喋ってくれるだけで良いのですが、そこは望み薄っぽいですね。
3rd offenceでどうやってメリルさんとの話に広げていくのだろうと思っていましたが、まさかの転入。本作でメリルさん周辺についての話も少し出始めてきていたので次作が楽しみです! 主人公は本当に闇の世界の王になれるのか……。