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2次元感想ブログ

9割エロゲについて思ったことを書く薄っぺらい感想ブログです。

フェイト/ステイナイト fateルート感想

  今、スマホゲーと言ったらFGOってくらい凄まじい人気ですよね。売り上げであのモンストを抜くなんて、もう覇権握りましたね。僕の周りも皆(ガチで)FGOやってます。そんなFGO言わばfateシリーズの原作、フェイト/ステイナイトのfateルートをクリアしたので感想書きます。いつものとおり、ネタバレを含むので、未プレイの方は回れ右、または自己責任で。あ、ちなみにプレイしたのはPC版です。Windows XPで起動させました。

 

 

 

 

 

 

 

 さすが、1つの歴史を作ったと言われる傑作。3つのルートのうちの1つ、fateルートでもうビシビシ感じました。最後の終わり方については僕は好きです。

 

 衛宮士郎、僕は最初好きになれなかった。なんか気持ち悪くて……。それは一つの強迫観念に士郎が囚われてて、それがあそこまで真っ直ぐな、むしろ歪んでまであるあの性格を作り出したんだなと。士郎は正義のヒーローになりたいと。困ってる人を助けたいと。そんな夢を抱いていた。それは士郎にとってのヒーロー、衛宮切嗣に憧れており、また切嗣から託されたと思っていたからだ。そんな士郎は、聖杯戦争に参加を決意してもセイバーを戦わせたくないと。セイバーが傷つくところを見たくないと言う。それは違うよね。士郎はその後己の誤解というか、まあ一つ成長するわけだけどさ。それは驕りというか、思い上がりというか。1人で戦うことと、背中を預けることは全く違うよね。それは士郎がセイバーのことを信頼していないということの裏返しな訳だし。士郎の言ってることはあまりに純粋な、子供が抱くような幼稚な幻想だったってこと。士郎は精神面ではまだ子供だった。大人の世界ってやつを知らなかったわけ。それは士郎のある種自己中心的な考えが生み出した災禍とも言える。そんな士郎はセイバーや遠坂凛とともにすごし、ともに戦い抜くことでそれを知り、自分が間違ってあることに気づき、そして成長する。fateルート終わって振り返ると、士郎の成長っぷりがすごく感じるので、ぜひ皆さんクリア後は一度振り返ってみてはいかが? 士郎がセイバーと最初ぎくしゃくしていたのは、士郎がセイバーに憧れ、それと同時に心の中に好意を抱いていたから。だからセイバーを危険な目に遭わせたくなかった。それもやっぱ信頼していなかった、お互いがお互いについて無知だったことが原因なんだろう。

 でも、士郎が成長していき、どんどん考え方が変わっていっても一つだけ変わらなかったことがある。それが士郎というこのゲームの主人公を主人公たらしめる原因だと思う。それは決して1人で戦わせない、傍観しないということ、マスターとサーヴァントという関係に囚われてないこと。この3つは全く同じことだ。マスターはサーヴァントを使役する。ゆえにサーヴァントに戦わせ、マスターはどこかに隠れているのが聖杯戦争のセオリー。だけど士郎は決してそれをしなかった。セイバーが他の人サーヴァントと戦えば、自分はそのマスターと戦う。セイバーが1人で戦いに赴けば、士郎もその戦場へと駆けつける。決してセイバーを1人にしない。その士郎の中に芯としてある一つの決意、覚悟がサーヴァントとしてのセイバーの心を溶かし、マスターとサーヴァントという関係を超えた相棒という最高のパートナーを築けたのだろう。

 セイバーは完璧で、ゆえに不完全だった。サーヴァントとしては完璧なのに人間味がない。それは昔、カリバーンを抜いた時に人としてを捨て、王として生きることを決めたから。それは呪い。セイバーには呪いがかかっていた。そんなセイバーを救ったのが、上記の士郎なのだ。聖杯戦争としてのセオリーを度外視した士郎の行動にセイバーは最初、理解することができず本気で怒ったこともあった。しかし士郎は頑固ゆえ(セイバーも同じくらい頑固で、この関係はどこから微笑ましかったな)セイバーは泣く泣く折れた。それがセイバーを殻から助け出すひびへとなった。危なっかしい士郎のために稽古をつけたり、ともに戦ううちにセイバーはだんだん士郎を理解し始め、士郎を「マスターとして守る」とは別種の思いから士郎を守る。それは恋。しかし長年人を捨て、王として生きてきた彼女はそれが果たしてなんなのか分からなかった。

 

 今回はどこかあらすじみたいになっちゃいました(笑)まだ続きます。

 

 

 fateルートは士郎の物語だけではなかった。それはepilogueにもあったけど、後日談を士郎だけではなくセイバーのも描いていたところから想像できる。聖杯戦争は士郎とセイバー、いや士郎とアルトリアを成長させた。僕は結末を結構気に入っていて、この完全なハッピーエンドじゃない、どこかモヤが残るというか、この手放しには喜べないエンドが結構好きで……。だからはつゆきさくらとかも大好物なんです。

士郎にとっては平穏が訪れたけど、愛した彼女がいない世界。アルトリアにとってはサーヴァントとして生き抜き、最後息を引き取る世界。2人が結ばれて平和に過ごす世界はなかった。でも2人に悔いはない。この終わり方が大好物なんです!!

聖杯戦争は結局2人を結ばせるようなものではなく、2人を成長させるものだったわけで。僕はやっぱセイバーと幸せな生活を暮らす世界を期待しつつクリックしてたわけだけど。てかセイバー可愛すぎるんだよなー。あのジト目とか、ふくれっ面とか、そっぽ向くシーンとか、あのセイバーが笑顔になるシーンとか!!!!

セイバーがさ、「士郎が笑顔なのを見るのが一番幸せだ」みたいな台詞言った時さ、感慨深くなったもん。あのセイバーが!?みたいな感じで。そこに異を唱える士郎はさすがだけど(汗)

僕の頭の中に鮮明に残ってるのがあって。それらとある選択肢でセイバーに断食するって選択肢があるんだけど、それ選ぶとさ、セイバー怒っちゃって、怒りすぎて笑顔になっちゃってさ、武装して士郎と特訓してさ、士郎がDEAD ENDもどき受けるのがあるんだけど、あれはびっくりした〜。セイバー食いしん坊だから(笑)そういえば、BAD END6回踏みました。でもタイガ道場一回も見ずに、セーブだけして、自力でクリアーしたから。

 

 

感想はこれで終わります。次は凛ルート。まだ僕の中で残ってる謎は多々あるけど、やっぱ、凛のサーヴァントのアーチャーが誰なのか、キャスターが誰か、アサシンについてもっと詳しくって所かな。fateルートはそこらへんのサーヴァント置き去りだったから(アーチャーを除く)fateルートで関係してきたサーヴァント、セイバー、アーチャー、ギルガメッシュ、ランサー、バーサーカーくらいだからね。そこらへんは今思えば駆け足気味だったかな?全然そうは感じなかったけど(笑)

 凛ルートが型月ファンでは人気らしいし、桜ルートはなりやらすごいようなので、これから凛ルート行ってきます。3日目で新たな選択肢、止める・止めないが出てきたので。それでは。最後に攻略メモ一応貼っておきますね(需要無し)

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