僕はあんまし好きではありませんでした。
僕は子供があまり好きではないので、プレイしていて楽しくなかったです。女の子と恋人になりたいのであって、別に娘にはなりたくないです。
だから熱中度は低かったのですが、最後のジュードとフィリアの別れは僕でもウルっとはきました。しかし心を動かされたことを素直に褒めたくは無いです。そりゃ感動はしましたが、だからといって面白かったとは思えなかったからです。
僕はジュードの人間らしい冷徹な思考がとても好きで共感でき、逆にフィリアの博愛主義は受け入れ難かったので、そこも結構ストレスでした。
フィリアは人間になりたいと幾度となく言っていたので、ジュードの信念に対してフィリアがどう折り合いをつけるのかを僕は結構楽しみにしていましたが、アンドロイドゆえのチート級の力による強引な解決は少し冷めました。
この結末はあんまり好きではないです。
劇的な展開は無く最終局面も割とあっさり終わるので、そういうイベントよりどちらかというと人間とAIのヒューマンドラマ(?)に重きを置いていたと思いますが、父と娘という間柄が僕には合わなかったです。
ただ別につまらなかったわけではなく、ただ楽しくなかっただけなので、僕には合わなかったというだけでした。
CGや演出、BGMはどれも素晴らしく、特にCGに関しては旅をしているかの雰囲気を出すために多くの背景が使われていたので、それが淡々と進む今作の展開の中で飽きさせない要因の一つを担っていたと思います。