クロシェットの中ではあまりエッチシーンは強く無かったです。
システム面
オートモード継続機能有り
ボイスカット有無
ショートカットキー無し
ウィンドウ透過率変更可能
BGV無し
Hシーン内訳
杏音
オナニー（イキなし） （私服・杏音部屋）
愛撫、対面座位（破瓜）、松葉崩し （私服、半裸・杏音部屋）
愛撫、対面駅弁、あなる弄り （制服・部活）
フェラ、背面座位 （水着・仮設シャワー室）
愛撫、パイズリ、まんぐり挿入、あなる挿入 （衣装・野外）
桜花
愛撫、対面騎乗位（破瓜）、後背位、あなる弄り （制服・主人公部屋）
パイズリフェラ、唾垂らし、乳首弄り、背面立位 （水着・野外）
フェラ、対面座位 （私服、全裸・桜花部屋）
乳挿入、クンニ、まんぐり挿入、お掃除フェラ （衣装・野外）
友梨亜
オナニー （私服・友梨亜部屋）
手マン、クンニ、片足上げ立位（破瓜）対面座位 （私服、全裸・野外）
手コキ、フェラチオ、駅弁 （制服・部室）
69、対面騎乗位 （衣装・野外）
ナイズリ、フェラ、対面座位、あなる弄り、背面立位（あなる） （水着・野外）
璃々子
主人公と添い寝しながらオナニー （部屋着・主人公部屋）
半裸の妹をおかずにオナニー （部屋着・主人公部屋）
愛撫、正常位（破瓜） （制服・野外）
フェラ、背面立位、あなる挿入 （衣装・野外）
愛撫、パイズリ、松葉崩し （私服）
授乳手コキ、対面騎乗位 （水着・野外）
感想
敷島なつめ
個別ルート冒頭から受け入れられない内容が多々あったためskipしました。ゆえに感想については割愛します。
個人的に厳しかった内容としては、鈍感すぎるなつめの性格と、他にも主人公に好意を抱いているヒロイン達の目の前でキスをする展開です。
skipして読み飛ばしているのでHシーンについても記載はしません。
雪之宮杏音
元気でリーダーシップ力もあるけど優しくて、そしていじられキャラ。その元気さも相まってイジられているときはさらに可愛かったです。ボケもツッコミもできるので彼女がいるだけで会話がとても楽しくなりました。
ヒロインの中で一番学生らしい等身大の恋愛をしているように感じました。友達関係から時間が経つことで徐々に好意が芽生えだす。その過程や悩みがしっかり描かれていてとても満足しました。普段エロゲばかりやっていると忘れがちですが、異性と身体が触れるって本来とてもドキドキすることなんですよね。ましてや部屋の中で２人きり。そんな些細なきっかけからお互いに意識し出す……。恋って既に心の中に存在していて、あとはそれに気づくか否かだけなんだと思います。
また彼女の優しさも魅力の一つです。桜花の気持ちを知っている彼女は中々自分の気持ちに素直になれません。他ルートでも桜花の心配をしたりと、流石恋愛相談をよくされるだけあって、気配りや視野の広さから繋がる彼女の優しさが、杏音をさらに魅力的な女の子にしていると思いました。
付き合いだしてからはグッと女の子らしさが出ていました。これまではハキハキとしたキャラだっただけに交際後のいじらしい姿はギャップも相まって何倍にも魅力的に映りました。
ただ、その後の魔法関連の話はこれまでのヒロイン同様あまり面白く無かったので、相対的に見ると少し残念な内容だったように思いますが、そこに目を瞑ればとても満足のいくお話でした。
星咲桜花
冒頭から主人公に好意を抱いている少し不器用な女の子。そのため中々素直になれずにつっけんどんな態度をとってしまう姿はとても可愛かったです。委員長を任されており凛々しく根は真面目だけど主人公に対しては恋する乙女になってしまう、しかし不器用なため表には出せずについつい強く当たってしまう姿は王道な委員長タイプで非常に萌えでした。
共通から個別に入るのがとても自然でした。それは共通から既に醸し出してる恋する乙女な雰囲気のためだと思います。そのため最初から最後まで桜花可愛いでブヒれました。
彼女がヒロイン達の中で一番ゲームに対して否定的な立場だったので、その蟠りがあっさり解けたのは少し物足りなかった気がします。個人的にはもう少し引っ張っても良かった気がしますが、おかげで話が重くなりすぎずポップに進みました。サキガケは話が重くなりすぎないように、あくまでWizard Generationというゲームをキャラクター全員が楽しくプレイしているライトなノリを意識的に作られていました。それがテンポ良く読み進められた原因のように思います。皆がレベルアップやクラスジョブ、技スキル等で楽しく育成しつつゲームを楽しむ姿は見ていても楽しかったですし、最初は否定的だった桜花も初心者なりにゲームに挑戦し、そして徐々に気持ちが前に出る様は微笑ましかったです。
彼女の魅力は不器用だけど不器用なりに真面目に取り組む姿ですが、その他に自分に対してあまり自信が無いところも魅力的でした。テレパシーを通して自分の好意が主人公に伝わってしまい、慌てふためいたり嫌な想像をして落ち込む姿は可愛かったです。そんな彼女が主人公と両想いだと分かり、あまりに嬉しくて足に力が入らなくなるシーンはイベントCGも相まって非常に萌えでしたね。
交際後は良くも悪くも等身大の普通の女の子って感じでした。テスト勉強やゲーム、デートなど様々な出来事をありのままに楽しむ姿は年頃の女の子という感じで良かったですが、交際前と比べるとインパクトに欠けるなという印象でした。もう少しギャップを見たかったです。
終盤のシリアス展開はこれまでがライトなノリだった分正直きつかったです。桜花のお父さんが龍脈に飲み込まれてでも変えたかった、桜花に訪れるはずだった本来の未来はいったいなんだったのかは気になりました。
あと、最後のＨシーンである前戯・本番、お掃除フェラを前戯+本番とお掃除フェラでHシーン枠を分けたのは流石に見過ごせませんでした。
紅藤友梨亜
年下だけどヒロインの中で一番強くてしっかりした女の子。いつもはいじられキャラだけど、細かいところに目が届いたり知らないところで一人頑張っている姿は非常に魅力的でした。他ルートでも一人で暗躍している様子は描かれており、それが友梨亜ルートに入り明かされることで、彼女がただのいじられキャラなのではなく皆のためを想って行動してる彼女の強さ・かっこよさにも気付くことができました。
良くも悪くもエロゲヒロインって感じでした。彼女が主人公に好意を抱く動機も正直曖昧で、告白シーンも割と唐突且つ色仕掛けからの泣き落としで唖然としてしまいました。しかしラッキースケベで彼女の肌を見たり告白シーンでおまんこ晒す色仕掛け展開は、理性の部分では？？？ なのですがオタクの部分では感性に刺さるわけです。他にもえっちに積極的な姿だったりと、そういったエロゲヒロインらしさが魅力的でした。オタクは、スカートたくしあげておまんこ晒しながら告白されたら誰でも好きになってしまうと思います。
彼女は部員のためを想ってゲームシステムの解明を行いますが、それが彼女の魅力の一つであると同時に裏目にも出ていました。友梨亜ルートの大半がゲームシステムの解明に注がれるため、学生カップルらしいイベントはほとんど無かったです。そのため恋人らしさが弱くなってしまい、振り返ってみるとあまり記憶に残るイベントがありません。これはエロゲヒロインあるあるで、交際後のヒロインの魅力の描写不足です。これが非常に残念でした。
海棠璃々子
ヒロインの中で一番成長した女の子だと思います。お兄ちゃんに甘えっぱなしだっただけに個別での彼女の成長具合はとても魅力的だったと思います。
璃々子ルートの良かった点は近親相姦にしっかり向き合っている点だと思います。周りの友達や親にも己の好意を打ち明ける展開はよくある展開ですが、このルートはその間で起こる問題にもしっかり踏み込んでいたのが個人的に好感を持てた理由だと思います。特に自分の両親に兄が好きだと打ち明けた時に残る近親相姦特有の気持ち悪さが表現されていたのが良かったです。心からは喜べない親の複雑な心境がしっかり描かれていて良かったです。
また兄妹愛という受け入れがたい愛の形を受け入れてもらうために努力する璃々子の姿がそのまま彼女の成長にも繋がりとても魅力に感じました。兄妹から好きに発展する心情の揺れだけに収まらず近親相姦の気持ち悪さ、それを乗り越えるための彼女自身の成長までしっかり描かれておりとても満足しました。
後半の魔法絡みのシナリオは特に言及することはありませんが、璃々子に魔法の素質がある原因が最後まで明かされなかったのは少し拍子抜けしました。
