学生~~~~ッって感じで良かったです。
プレイ前はなんとなくブルーピリオドみたいな話なのかなと思っていましたが、そういえばブルーピリオド読んだこと無かったです。
サクラノ詩でも思いましたが美術って難しいなぁって思いました。サクラノ詩と比べて本作は等身大の美術に対する悩みを描いていたので分かりやすかったですし共感しやすかったです。
正解が無いというのは今書いている感想についてもそうで、自分の本当に思ったことを出すのは怖いから、だから見てくれる誰かに忖度した媚びた感想へと逃げたくなることもあります。だから理子の悩みというのは分かるなぁってなってましたね。
自分が表現したいことを技術を以て描くのが美術家なので、そういう意味ではこの時の理子はまだ美術家としてはまだまだなわけですね。彼女は元々絵を描くのが好きでしたが、たしかにルーツがそれだとこのような事態に陥ってしまうのも納得です。
山下君の悩みも、それは甘えだよねって思っていたらちゃんと理子がそのことを代弁してくれたのも良かったですね。
また放課後のやりとりが学生らしくて好きで、こういう普遍的なボーイミーツガールは良いなぁと思いました。最後のシーンで初めて理子が描かれて、2人がじゃれてるCGが最高でした。