ぶっちゃけどこに需要があるのかわからない、今更すぎるニューゲーム6巻の感想のお時間です。ネタバレ嫌な人は回れ右推奨。
4巻までを第1章とすると、6巻は第2章の序章ですね。5巻はいわゆる0.5巻的なナンバリングで。
コマの所々に八神さんの、明らかに先輩としてではない、悔しさのにじみ出た青葉への態度が目に付きました。特に、22pの4コマ目とか。作者の得能正太郎さんって、キャラがたまに見せる緊張感を描く上手だよね。今回は特に多かった。
そもそも僕がニューゲームを好きな理由の一つに、100%の萌えマンガじゃない、社会の厳しさや勝ち負けの悔しさが描かれている点があるわけで、その場面での漂う緊張感が好きなんです。今回はそれが濃縮されてた。
読み終わって最初に思ったのは、やはりカラーのももとなるっちのお風呂シーンだよね。最高。
それと、ねねっちがいいキャラだなーって再確認。ほんとねねっちいい子すぎる。なんか人間関係で困ったらとりあえずねねっちぶつけておけば何とかなりそうな感はある。ねねっちは表情がころころ変わって可愛い。喜怒哀楽がはっきりしている娘は僕は好き。あと、ねねっちとうみこさんの絡み好きです。ねねっちに対して顔を赤らめるうみこさんははっきり言って尊い。はあ……。
なるっちの、ミニゲームに確認を怠るのはまずいだろ、っていう感想はナンセンスか? 入社の合否が絡んでいるとはいえ、そこでそれを犠牲に速さを求めるのは違う。入社してからはもっと周りのことを考えろよ。会社で動いてるんだから。って、うるさいか。
そしてやはりトリとなるのは八神さんのフランス転勤。僕がここで衝撃だったのは、最初はイーグルジャンプに帰ってくるつもりはなかったってこと。まじか。
正直、八神さんがこれ以上成長したらどうなるんだとは思う。そして、八神さんをここまで追い込んだ(言い方悪い)青葉すごいな。確かに青葉の成長速度には目を見張るものがある。でも、それは八神さんがあってのことだし、八神さんが抜けて果たして青葉は大丈夫なのかっていう懸念もある。でもそれを乗り越えることが次の青葉の課題なのだろう、きっと。
ぶっちゃけると、もう8巻まで全部一通り読んだんだよね。で、読み返しながら感想書いてるわけだけど。今、積み本もなかなかありまして……。ま、また次回!