EDが3つありますが、僕はED2が一番腑に落ちました。このエンディングが最も納得いくその異質な歪みようが、本作の何とも言えない不快感を表しているのかなと思いました。
手記の内容をジャーナリストに見せた方が絶対に良いと思っていましたし、実際選択肢では最初そちらを選択しました。しかしこれが腑に落ちないんですよね。
快楽殺人者とその被害者の妹。一般的な思考では殺人者を突きだして彼女は無事に社会復帰するのがハッピーエンドだと思います。でも2人で社会から逃げ続ける人生が最も ”らしい” と感じました。
深沙と計、異常者の2人の心情が巧みに描かれており、その結果、常人ではなく奇人な彼らによる異常な結末が最も納得のいくエンディングだったのかなと思いました。