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2次元感想ブログ

9割エロゲについて思ったことを書く薄っぺらい感想ブログです。

うたわれるもの ~偽りの仮面~ 感想

 はやく3がやりたいです。

 

 

 

ゲーム面

 正直あまり楽しくなかったです。1の散りゆくと比べるとキャラクター毎の役割分担がごちゃごちゃしていて楽しめなかったです。具体的には近距離・遠距離攻撃をどのキャラクターも基本持っている点です。これのせいで戦略面の奥深さが失われていたように思いました。

 1では鉄扇や剣、斧などの近距離と弓や術式などの遠距離に分かれていました。これのおかげで配置や攻め方に戦略が生まれていました。2ではどのキャラも基本的には使い分けることができるんですよね。そのせいで戦略の奥行きが損なわれていました。背後をとると与える攻撃が大きくなるといったシステムが無くなっていたのも残念でした。

 必殺技が終盤まで開放されないのも寂しかったです。まぁ、ラスボスであるブライとの戦闘局面で必殺技が解放されたのは、それはそれで熱い展開だったようにも思いますが。あと僕の場合、全キャラ必殺技を開放させることはできませんでした……。

 ヒーラースキルを持ったキャラクターが何体かいたのも個人的には残念でした。ヒーラーは絶対落としてはいけない、といった緊張感が無くなるんですよね。あと、単純にネコネが空気になってました。

 

キャラクター面

 正直薄かったです。本作、キャラクターの背景にがっつり絡むことがないんですよね。仲良しこよしでずっと進むため、友情が芽生えるような熱い展開は無いです。

 

 しかしキャラクター達が織りなす会話劇の面白さは今作も健在で、シリアスな展開は終盤にしか無かったですが特に中弛みとかは感じなかったです。ちなみに僕はウルゥルとサラァナが好きです。

 

 あとアトゥイは個人的にしんどかったですね……。戦闘狂なとこと空気を読めないところが特にきつかったです。ゲーム中はアトゥイを突撃させておとりに使っていました。

 

シナリオ面

 シナリオは1より面白かったですね。いや、全体で見たら1の方が壮大で面白かったんですが、最後のシーンで目頭が熱くなったので、最大瞬間風速的には2の方が面白かったです。

 本作の7割は茶番で、そのくせキャラクター達との掘り下げがあまり無いので、ただその会話劇を楽しむだけなのですが、上記の通り中弛みはしなくて退屈はしなかったんですよね。で最後のオシュトルのシーン。良かったですね。最後あんちゃんって言ってオシュトルからウコンに変わるのが限界でした。何気にオシュトルの格好でウコンに変わるのはあそこが最初で最後だと思います。

 ED後のクオンのシーンも好きです。1では恋については積極的には描かれていませんでしたが、今作はがっつり恋について触れてくれたのが良かったです。やっぱり恋する女の子は可愛いなぁと。3では様々な障害の乗り越えて2人は結ばれるのか非常に期待したいです。

 

 主人公であるハクについて本作ではあまり主人公らしい魅力は無かったと思いますが、最後でとんでもない展開で主人公へと成ってしまったので、次作でどのような姿を見せてくれるのか楽しみです。